クリスマスが近づいて胸が躍るシーズン。この時期、さらに気分を高揚させるのがキラキラと輝くイルミネーション。神戸・三宮では6日から神戸ルミナリエが始まったが、神戸市以外でも綺麗な彩りで訪れる人々を楽しませてくれる場所がある。旅する司書ライター、旅行情報サイト「LINEトラベルjp」で旅行ガイドを執筆している、潮佳澄(うしお・かすみ)さんが厳選する、とっておきの場所を3か所、紹介する。
まずは、阪急西宮ガーデンズ(西宮市)。阪急「西宮北口」駅から入ってすぐのエントランスホールには、天然のモミの木のクリスマスツリーが飾られている。オーナメントの可愛さがポイントで、思わずクリスマスの買い物がしたくなるデザインが館内にあふれている。
続いては、阪急「宝塚」駅から宝塚大劇場周辺(宝塚市)。クリスマスまでの期間、駅から劇場までがツリーやイルミネーションで彩られている。ガス燈をイメージさせる街燈をはじめ、ヨーロッパ風の街並みとイルミネーションがマッチする景色が見どころだ。観光は宝塚歌劇がメインですが、もう一つ外せないのが「手塚治虫記念館」。記念館オリジナル作品が上映されたり、2000冊ほどの手塚漫画が読み放題だったり、時間を忘れて過ごせるミュージアムだ。イルミネーションと合わせて、きらめくタカラヅカの世界に浸ってみたい。
最後は、淡路市にある「奇跡の星の植物館」。植物館のある淡路夢舞台一帯が色とりどりの光に包まれる。10メートルものツリーがある他、フォトスポットが数多くあるので、光と花々の共演を写真に収めたい。また、植物館から車で10分の日帰り温泉「松帆の郷(まつほのさと)」もおすすめ。広々とした露天風呂に浸かりながら、世界一のスケールを誇る明石大橋のライトアップを楽しむことができる。
あなたも輝く光に包まれて、素敵な思い出を作ってほしい。