「いまこそたすけて」とタニマチ募集 神戸新開地・喜楽館 7月5日まで昼席休演 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「いまこそたすけて」とタニマチ募集 神戸新開地・喜楽館 7月5日まで昼席休演

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 神戸・新開地にある上方落語の定席「神戸新開地・喜楽館」は、昼公演を7月5日まで休演すると発表した。新型コロナウイルス感染症の予防と、来場者や関係者の安全を確保するための措置。一方、窓口業務は、6月2日から再開し、休演になったチケットの払い戻しなどに応じる。時間は正午から午後5時まで。

神戸新開地喜楽館
神戸新開地・喜楽館

 神戸新開地・喜楽館は、新型コロナウイルスの影響でこれまでおよそ4か月にわたり休館となっており、その間の維持管理費などが今後の財政面に影を落としているという。今後も神戸で唯一の上方落語の定席として、また地域の文化芸能の発信拠点としての活動を続けていくため、新たな寄付金制度「喜楽館タニマチ制度」を設け、寄付を募っている。

神戸新開地・喜楽館
神戸新開地・喜楽館

 特典として、寄付をした人の名前が入った「喜楽館タニマチ名刺」が贈られる。「知人や親せきに対し、『喜楽館行くんやったらこの名刺で前日までに予約すると昼席は、2000円で入れるよ(当日入場券は2800円)』と自慢できる」としている。また喜楽館の入口に名前が掲示される。

 申し込みはホームページ・銀行振込・事務局まで持参のいずれかの方法で。寄付金は1万円、5万円、10万円の3つから選ぶ。

 担当者は、「喜楽館は芸能・文化の殿堂となったときに、『喜楽館は俺が(私が)育ててやったんや』と偉そうに言うことができます。協力をお願いします」と話している。

神戸新開地・喜楽館
神戸新開地・喜楽館
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