日本プロバスケットボールリーグ(Bリーグ)2部の西宮ストークスは、今季限りでの退団が決まっていた谷口淳(27)が、同じB2西地区のライジングゼファー福岡に移籍すると発表した。
大阪府出身の谷口は、同志社大学を経て2016年から西宮で4シーズンにわたって活躍してきた。谷口は福岡のクラブ広報を通じて、「福岡でプレーできることにとてもワクワクしています! B2優勝に向けてこのチームのために自分にできることを精一杯やっていきたいと思います!」と前向きなコメントを出した。
同クラブの仲西淳ゼネラルマネージャーは、谷口を「機動力がありディフェンスに定評がある選手。今まさに成長し進化し続けていて、コンタクトを恐れない度胸と脚力がある」と評価。その上で、「長年過ごした故郷関西を離れ、自らの新しい挑戦の場所をここ福岡に選んでくれたことに最大の敬意を表し、歓迎したいと思います。谷口選手、福岡へようこそ」(仲西GM)と、温かく迎えた。
なお、谷口は兵庫県に本拠地を置く3人制バスケットボールのプロチーム「EPIC.EXE(エピック・ドット・エグゼ)」との契約も発表しており、トップリーグ「3×3.EXE PREMIER」への参戦が決まっている。
一方、2月から特別指定選手として西宮でプレーしていた須藤昂矢(22)は、5月25日にB1東地区の横浜ビー・コルセアーズへ移籍加入することがすでに発表されている。神奈川県出身の須藤は、西宮でリーグ最後の2試合に出場、4得点を記録。今春に明治大学を卒業したばかりで、プロ1年目のシーズンを地元クラブでスタートさせる。須藤は横浜のクラブ広報を通じて「地元横浜でプレーできることをとてもうれしく思っています。アグレッシブにプレーし、これからチームに必要不可欠な選手に成長できるよう頑張ります」と意気込みを述べた。