よしもとの若手お笑いコンビ「ネイビーズアフロ」(皆川、はじり)と、ラジオ関西の津田明日香アナウンサーがパーソナリティーを務めるラジオ番組『就活応援番組 ネイビーズアフロのレディGO! HYOGO』(ラジオ関西)。12月6日の放送回では、先輩社会人ロールモデルから就活生へのアドバイスを聞く「就活レディGO」のコーナーに、兵庫県農林水産技術総合センターの杉本琢真さんと篠木佑さんをゲストに迎えた。
杉本さんは「生まれ育った兵庫に、農学の分野から貢献したい」という思いで、他県に勤めることは考えず、もし(公務員試験に)落ちたら来年も挑戦するつもりだったと、地元への愛を語った。一方、篠木さんが就活をしていた頃は就活氷河期時代。食品関係に業界を絞って20社ほど受けたそうだが、途中から「自分が本当にしたい仕事って何だろう」と改めて考え直し、幅広い分野で兵庫の農業を支える仕事をするため、就職活動から公務員試験の勉強へと(行動を)切り替えたと話す。
就活生へのアドバイスとして、「大きくても小さくても良いから夢を持ってほしい。夢さえあれば人は走り続けられる」と、杉本さん。篠木さんも「自分のやりたいことを見つけるのは難しいけれど、楽しみながら頑張ってほしい」とエールを送った。
番組後半は、就活支援のプロ、将来塾の塾長・柳本周介さんが「面接担当者の質問の意図」について講義。面接でよく聞かれる質問の代表例として「自分の長所、短所は?」を挙げ、これは「自分のことを分かっているか」という意図があると話す。他にも「他社でも(面接を)受けているか?」という質問は「学生の行動力を見るため」だと言い、素直に何社の選考を受けているか答えれば良いとアドバイス。最後に「何か質問はありますか?」という質問は「この会社にどれだけ興味があるか」を知る意図があると話し「何もない」と答えるのではなく、素直に(気になることを)聞いて欲しいと語った。ネイビーズアフロの皆川、はじり、津田アナは今回の放送を通して、面接では素直さが大事であることを学んでいた。