神戸の夏の風物詩でもあった「みなとこうべ海上花火大会」が、来年(2020年)は10月末に開催されることが決まった。
みなとこうべ海上花火大会は1971年から神戸港で開催されている大規模な花火大会で、2020年は第50回の記念開催となる。
しかし、2020年は東京オリンピック・パラリンピックの開催に伴い、必要な警備体制を確保できない見通しとなったため、例年とは時期を変更して開催することとなった。
神戸市の担当局は「これほど大きく開催時期を変更するのは過去初めてで、現段階では客足の見通しも立っていない」と話す一方、「気温が下がってからの開催になるので、熱中症被害は少なくなるのでは」と期待も寄せた。また「神戸にとって大きなイベントなので、開催に向けてしっかりと事前周知を図っていきたい」とコメントしている。
多くの市民に愛されてきた「みなとこうべ海上花火大会」。50回目の節目となる2020年は、秋に咲く花として、また新たな表情を見せてくれるようだ。
「第50回みなとこうべ海上花火大会」
開催日 2020年10月31日(土)
主催 みなとこうべ海上花火大会実行委員会(神戸市、神戸商工会議所、神戸新聞社、サンテレビジョン、ラジオ関西、神戸観光局、神戸海事広報協会)
公式ホームページ https://kobehanabi.jp/
問い合わせ先 神戸市イベント案内・申込センター 電話078-333-3372