女子バレーボールのトップカテゴリー、Vリーグ1部(V1)のヴィクトリーナ姫路応援番組『いいな117ヴィクトリーナ』(ラジオ関西)。6月8日放送回の後半では、2020-21シーズンの新キャプテンに就任した貞包里穂選手に意気込みを聞いた。
貞包選手は新キャプテンとして、「チームの先頭に立って引っ張ることはもちろん、チームを影で支えるとか、メンバー一人ひとりの良さをいかして、いいチームにしていきたいと思います」と抱負を語った。
ヴィクトリーナ姫路のここだけは他のチームに負けないという点については、「今はまだ負けないと言えるところは残念ながらないかなと思っていて……」という貞包選手。「若いチームで、いろいろなコミュニケーションはとりやすいと思うので、しっかりコミュニケーションをとり、今から負けないところを作っていきたい」と前を向いた。
また、ヴィクトリーナ姫路の今シーズンのスローガンが「限界を作らない」であることに触れ、「限界を作らず、ポジティブ思考なチームのカラーを作ってチャレンジしていきたいと思います」と、より強いチームを目指していくことを誓った。
新型コロナウイルスの影響でなかなか練習や試合が行えないなか、チームはコロナ対策をしながら、少人数でウエイトトレーニングやランニングトレーニングをしている。「トレーニング中、きつくても、マイナス発言を禁止し、みんなで『頑張ろう』と言いながらやっています。あとは自粛期間中オンライントレーニングもやっていました」と大変な状況下でも力を合わせてトレーニングを行っている様子を話した。
そして、今シーズンの目標として、「ベスト4を目指してみんなで頑張っていきたい」とチーム一丸となって試合に臨む決意を見せた。
最後に、貞包選手はファンに向けて、「まだ完全に普通の生活に戻れない状況で、不便なことやストレスが溜まったり、いろいろなことがあると思いますが、少しでも私たちを身近に感じ、私たちを見て元気になったと思ってもらえるように、今、私たちができることをこれからも頑張っていきたいと思います」とメッセージを送っていた。