兵庫県が世界に誇る「神戸ビーフ」「但馬牛」の需要が新型コロナウイルスの感染拡大の影響により落ち込んでいる。そのなかで、スペインのプロサッカーリーグで活躍する岡崎慎司選手(宝塚市出身/SDウエスカ所属)が、「神戸ビーフ・但馬牛を食べて日本を、世界を元気にしていきましょう!」と、自身のSNSから応援コメントを発信している。
昨年5月、神戸肉流通推進協議会から「但馬牛・神戸ビーフ応援大使」に任命された、岡崎選手。地元の宝である神戸ビーフ・但馬牛の現状に心を痛めているひとりだ。岡崎選手は、ことし5月30日に投稿したインスタグラムを通じて、「ボクが応援大使をしている神戸ビーフ・但馬牛も多大な影響を受けているようです。このような状況が続けば生産者さんが廃業してしまう可能性もあります。みなさんも大変なときだと思いますが、日本が世界に誇れる和牛『神戸ビーフ』のブランドを守っていくためにも、少しでも神戸ビーフ・但馬牛を食べて日本を、世界を元気にしていきましょう! まだまだ油断のできない厳しい状況が続きますが、神戸ビーフ・但馬牛を食べて新型コロナウイルスに打ち勝ちましょう!」と呼びかけていた。
新型コロナウイルスの影響で中断を余儀なくされていたスペインリーグも、この6月に再開。ウエスカの岡崎選手は、スペイン時間の12日(日本時間13日)に行われた試合に先発出場し、得点こそなかったもののチームの勝利に貢献した。今後も「神戸ビーフ」の力で奮闘する岡崎選手のゴールや活躍に期待がかかる。
なお、「神戸ビーフ」「但馬牛」のブランドを管理する神戸肉流通推進協議会の加盟店では、4月15日から「神戸ビーフ・但馬牛応援キャンペーン」が実施されている。詳細は神戸肉流通推進協議会のホームページに掲載されている。
神戸肉流通推進協議会 ホームページ
http://www.kobe-niku.jp/index/view/id/228/
SDウエスカ
https://www.sdhuesca.es/