声優の石川英郎と諏訪部順一がパーソナリティーを務めるラジオ番組『ロンハールーム』(ラジオ関西)。その12月14日放送回では、13日に50歳の誕生日を迎えた石川を祝う回となった。
ただし、「50歳おめでとうございます~!」のお祝いの声にも、なぜか複雑な面持ちの石川。「最近は取材で年齢の話をするたびに50歳をかみしめているね。やっぱり40代と50代は、明確なものはないけど、気持ちが違うね。前からずっと自分を若手のベテランって言ってきたけど、もう若手でもないから……」としみじみ語る。そして、「この業界、30年やってきているけど、まだまだ先輩がたくさんいらっしゃるし、ベテランっていうのもおこがましいような……。周りが(ベテランと)決めたら納得かもしれないよね」と率直な思いをコメント。これには諏訪部も「確かに周りがベテランと言ったらそうですよね。30年も同じ仕事やってたらそりゃベテランですよ」と話していた。ちなみに「50歳の将来の夢」を聞かれた石川は、ゴルフを始めたり、雀荘を開いたりしたいという。
その後、ヒットしたテレビドラマに出ている職業が人気となり志望者が増えるという現象について、石川と諏訪部でトーク。石川は最近、TBSの日曜ドラマ『グランメゾン東京』を見て、「レストランの厨房ではシェフってこんな感じなんだ」と興味が出てきたようだ。一方で、諏訪部も「刑事ドラマがヒットすれば、刑事になりたいって憧れたりしますよね。『科捜研』に憧れたりしませんか?」と言うので、てっきりドラマ『科捜研の女』に出てくる科学捜査研究所の仕事について話すかと思いきや、諏訪部の興味ある部分は、番組ではなくCMの“ルヴァンパーティ”とのことで、石川を混乱させていた。“ルヴァンパーティ”とは、『科捜研の女』の主演女優・沢口靖子が、1988年から28年間もCM出演していた「リッツ」に変わって発売された 「ルヴァン」でパーティーをしているヤマザキビスケットのCMのこと。
なお、誕生日の石川に、諏訪部からの驚きのプレゼントとともに、番組からも映画チケットがプレゼントされた。石川は、今後も自然体で活動していきたいと抱負を語っていた。