宝塚歌劇団宙組の風色日向が、12月23日に放送されたラジオ番組『ビバ!タカラジェンヌ』(ラジオ関西)で、12月3日に宝塚大劇場で上演された『El Japón(エル ハポン) -イスパニアのサムライ-』の新人公演で初主演を務めた感想や東京公演に向けての意気込みを語った。
第一声から「すごく緊張していて覚えていない。ライトが当たったときは真っ白で何も見えなかった」と、初主演の緊張感を口にした風色。新人公演は毎回緊張するが、今回は特に頭が真っ白になったと話し、番組パーソナリティーの小山乃里子から「それだけ主役はプレッシャーだった?」と聞かれると、「役が決まったとき本当にビックリして、とにかく悩んで過ごした。やらせていただくという意識を持ちながら、今までとは違う自分だった」と、稽古時からの様子を振り返った。
小さい頃から歌や踊りが好きで、舞台やミュージカルもよく観ていたと言う風色。初めて宝塚のショーを観たときキラキラした世界に憧れ、自分もこのショーに出たいと思ったのが宝塚を目指したきっかけだったそう。芸名の「風色」は、お気に入りの曲であるポカホンタスの「カラー・オブ・ザ・ウィンド」の歌詞から考えたという秘話も明かした。
宝塚での新人公演を終えた後は、「もっとたくさん(本役の)真風さんを見て研究しなければという気持ちでいっぱいになった」との感想を述べた風色。出身地東京での新人公演は、2020年1月23日に上演予定。