シンガーソングライターの秦基博がラジオ関西の番組に出演し、アットホームな家庭のエピソードなどを語った。12月14日と12月21日の2週にわたってゲストとして登場したのは、シンガーソングライターの田代さや佳とDJのタケモトコウジがパーソナリティーを務める音楽トーク番組『田代さや佳のMirache Music Triangle』(土曜午後6時~)。
12月21日の放送回では、クリスマスの話題からスタート。秦は「大人になるとなかなか家族が集まる機会がないので、クリスマスは父とか母とか兄が集まって大人のプレゼント交換を毎年やっています」と、この時期の恒例行事についてコメント。「何年もやっていて、もうネタ切れですけど」と語るも、暖かい家庭の風景をのぞかせた。
この日の番組トークテーマは「音楽とライブ」。今年、自身の生まれ故郷である宮崎県日南市にある飫肥小学校で行われた野外ライブイベント「“HATA EXPO” in 飫肥城下町」について、「生まれた場所でライブするのは少し不思議な気分でした」と語った、秦。EXPOと題して、秦と親交の深い森山直太朗とレキシの2組を加えた理由について、「日南市合併10周年の依頼から企画されたこのイベントでは、ソロでも良かったけど、せっかくなら音楽の楽しさを故郷の人たちにも味わって欲しかった」と、「HATA EXPO」へ込めた、生まれ故郷への思いを話す。
また、番組では、小学校2年生の頃に引っ越した横浜の話に。方言から語尾が「じゃん」になった順応は早かったという秦は、この港町から音楽を始める。
初めて出演したライブハウスは、友達の友達がバイトしいていた「F.A.D yokohama」。⼤学時代は⽉⼀でライブを⾏い、「ライブハウスのオーナーにすごくかわいがっても らった」と語る。オーナーから曲の批評やいろいろなアドバイスももらい、ライブがなくても、「この⽇までに曲を書いてこい︕」と⾔ってくれたオーナーの教えに従いながら、秦はデビューまでの階段を登っていったという。
番組内のインタビューでは、これまでの経歴やエピソードを淡々と語っていた、秦基博。それでも、1人のアーティストとしての芯の強さを感じさせた。
秦は12月11日に4年ぶりとなるニューアルバム『コペルニクス』をリリース。2020年にはライブツアー「HATA MOTOHIRO CONCERT TOUR 2020 ―コペルニクス―」の開催も決まっている。関西では、3月13日の神戸国際会館こくさいホール公演を含め、兵庫、大阪、京都、滋賀で計5公演が予定されている。
秦基博 LIVE情報
http://www.office-augusta.com/hata/live_hata.html
2020年「HATA MOTOHIRO CONCERT TOUR 2020 ―コペルニクス―」開催決定
※関西公演
3月13日(金)神戸国際会館こくさいホール
3月18日(水)フェスティバルホール
≪以上、チケット一般リリース:2月1日(土)≫
4月7日(火)オリックス劇場
4月15日(水)ロームシアター京都メインホール
5月2日(土)滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール大ホール
≪以上、チケット一般リリース:2月29日(土)≫