宝塚歌劇団専科の英真なおきが、12月30日に放送されたラジオ番組『ビバ!タカラジェンヌ』(ラジオ関西)で、特別出演中の宙組公演『El Japon -イスパニアのサムライ-』『アクアヴィーテ!!~生命の水~』の話を中心に、2019年の1年の舞台を振り返った。
『El Japon -イスパニアのサムライ-』では、悪役のドン・フェルディナンドを演じている英真。番組パーソナリティーの小山乃里子から「悪い役やね~」と突っ込まれると、「最近良い人の役が続いていたので、久々の悪い人が楽しい。良い人というのは我慢して耐えることが多いけれど、この役は我慢をせずやりたい放題、言いたい放題で楽しい」と役に対する自身の分析を交えながら話した。
今年1年幅広い役を演じてきたことについても、「この学年になっても振れ幅の広い役をさせてもらえるから鮮度を保てる。そのおかげで辞められない」と冗談交じりに語った。
ショー『アクアヴィーテ!!』~生命の水~では、酔っぱらいの錬金術師に加え、女役も披露。白いドレスでの登場に客席の反応は様々だそうだが、「本人は美女気分で歌っている」と、楽しんでいる様子を明かした。
元気の秘訣について聞かれると、「若い子と同じ方を向いて作品作りができているから。下級生から私も『生命の水』をもらっている」と表現。来年(2020年)は花組公演『はいからさんが通る』への出演も決まっており、ますます目が離せない。
なお、宙組東京宝塚劇場公演は2020年1月3日に開幕する。