サッカー・J1のヴィッセル神戸は7日、MF三原雅俊が、2020年シーズンからJ1に復帰する柏レイソルに完全移籍すると発表した。
熊本県熊本市出身で、2007年に神戸でプロ入りした三原。途中、2009年に当時北信越リーグのツエーゲン金沢に半年間、2014年にJ2のV・ファーレン長崎で1シーズンの間、プレー経験を持つが、昨年(2019年)7月に当時J2の柏へ期限付き移籍するまでの13年間にわたってクリムゾンレッドの一員として活躍し、神戸ではJ1リーグ戦で150試合6得点を記録するなど、港町のチームを支えてきた。
その後、昨夏からの柏では、神戸時代にも師事を受けたネルシーニョ監督のもとで、16試合2得点という実績を残し、チームのJ1復帰に貢献。神戸のときにも披露していたゴールパフォーマンス“三原ロール”を、J2第37節、ジェフユナイテッド千葉との千葉ダービーで2得点した際にもピッチで見せ、サポーターを大いに沸かせていた。
三原は神戸のクラブ広報を通じてコメントを発表。「ファン、サポーター、選手の皆さん天皇杯優勝おめでとうございます。このたび、柏レイソルに移籍することになりました。13年間ヴィッセル神戸の選手としてプレーできたことを誇りに思います。神戸の街、神戸の人が大好きですそしてヴィッセル神戸に関わるすべての方に感謝しています。ありがとうございました」と、感謝の思いを述べていた。また、柏のクラブ広報を通じて「このたび、完全移籍で柏レイソルに加入できることをうれしく思います。また2020シーズンも柏レイソルの選手として日立台でプレーしたいと思い、決断しました。これからも応援をよろしくお願いします」と意気込みを示している。