サッカー・J1のヴィッセル神戸は8日、2019年9月からアビスパ福岡へ育成型期限付き移籍していたDF初瀬亮（22）の復帰が決まったと発表した。
大阪府岸和田市出身の初瀬は、高いキックの精度と攻撃力を持ち、左右をユーティリティーにこなせるサイドバック。育成年代からプレーしてきたガンバ大阪時代には、日本代表に選ばれた経験を持つ。2019年から神戸に加入すると、開幕戦で先発するなど、主軸の1人としてJ1リーグ戦で17試合に出場していたが、酒井高徳が加入した夏以降は出番が減少。同年9月からJ2のアビスパ福岡へ育成型期限付き移籍していた。
初瀬は神戸のクラブ広報を通じて、「ヴィッセル神戸への復帰が決まり大変うれしく思います。育成型期限付き移籍をしていたアビスパ福岡で得た経験を活かすとともに、今後も試合ごとに成長した姿を見せることができるよう更に努力し、ヴィッセル神戸の勝利、リーグ初制覇に貢献できるよう全力を尽くします。応援よろしくお願いします」と意気込みを述べている。