病気や怪我と闘う子どもたちを勇気づけようと、日本プロバスケットボールリーグ=Bリーグ2部(B2)の西宮ストークスの選手らが、9日、兵庫医科大学病院の小児病棟を訪れました。
西宮ストークスは、ハンディキャップを持つ子供たちやその家族をホームゲームに招待したり、試合に足を運ぶのが難しい子どもたちと病院などで交流したりする、「KIDS DREAM PROJECT」を継続的に行っています。
チームの本拠地と同じ西宮市内にある、兵庫医科大学病院の小児病棟を訪れたのは、谷口淳選手(27)と濵高康明選手(22)の2人。集まった約10人の子どもたちは、選手に質問をしたり、小さなボールを使ったシュートを体験するなどして、およそ1時間のふれあいを楽しみました。
選手からは、Tシャツとキーホルダーが子どもたちに贈られ、即席のサイン会も開かれました。
谷口選手は、「しんどいこともたくさんあると思う。元気になったら試合に来て、こんなに元気になったよ、と教えて」と、子どもたちに呼びかけ、濵高選手は、「今日をきっかけにバスケットボールを好きになってくれたらうれしい。頑張ってね」とエールを送りました。
西宮ストークスは、1月25日と26日に、ホームアリーナの西宮市立中央体育館で、熊本ヴォルターズとの試合を行います。