2020年はオリンピックイヤー。この夏は日本中がスポーツで盛り上がることだろう。そんな今、注目してもらいたいスポーツで、この2月には世界大会が開催されるという非常にユニークな競技を紹介する。そのスポーツとは……、風呂桶を使った「桶ット卓球」だ。
温泉施設の利用促進を目的に丹波篠山市が考案。2人1組のダブルスでの対戦で、基本的なルールは卓球と同じ。しかし、ラケットとネットの代わりに「風呂桶」を使うのが最大の特徴だ。そして必ず両手で桶を持ち、球を打たなければならない。サーブは味方パートナーがトスした球を直接打ち、自分のコートにバウンドをさせてから相手コートに入れるのだが、サーブの際、トスする人は、「Are you(湯) OK(桶)?」と言い、打つ人は「OK(桶)」と答えてから打つ。もし言わなければ、失点となるので注意が必要だ。
この個性的な桶ット卓球の世界大会が2月15日(土)、丹波篠山市にある「四季の森生涯学習センター」で開催される。日本人ペア50組の参加は既に定員に達しているが、ペアの一方、もしくは両方が外国にルーツを持つ50組の応募は現在募集されている。参加は無料で、応募の締め切りは1月20日(月)まで。定員に達し次第、募集終了となる。
地元ではクラブが結成されるなど、開催するごとに人気が出ている、桶ット卓球。この冬は、丹波篠山で温泉、そして桶ット卓球を楽しみたい。
「桶ット卓球 世界大会 出場者募集」
https://www.city.sasayama.hyogo.jp/pc/group/community-center/cat1829/oketto2020.html
日時 2020(令和2)年2月15日(土)9:00~15:30
場所 丹波篠山市・四季の森生涯学習センター 西館 多目的ホール (特設会場)
料金 無料
申込期間 2020(令和2)年1月20日(月)まで ※定員になり次第募集終了
問い合わせ 桶ット卓球世界大会事務局(丹波篠山市立中央公民館)電話079-594-1180、FAX 079-594-1174