第101回全国高等学校野球選手権大会は18日、阪神甲子園球場で大会12日目の準々決勝が行われ、第1試合に登場した兵庫県代表の明石商は、青森県代表の八戸学院光星に7-6と競り勝ち、夏の甲子園で初の準決勝進出、春夏連続ベスト4入りを達成した。夏の兵庫県勢ベスト4は2010年、第92回大会の報徳学園以来、9年ぶり。
明石商は1回表、2回表に、4番打者の安藤碧がタイムリーヒットと3ランホームランを放って4打点をたたき出すなど、一気に6得点を奪い試合を有利に進める。途中、粘り強い八戸学院光星に同点に追い付かれたが、8回表に勝ち越しに成功。投手陣は、2試合連続先発となった杉戸理斗が我慢のピッチング。その後、溝尾海陸を経て、エースの中森俊介が7回表途中から満を持して登場。好リリーフで八戸学院光星の反撃をしのぎ、昨夏のリベンジを果たした。
明石商は中1日をはさんで、20日の準決勝に臨む。(前田)
明石商、春夏連続ベスト4! 7-6で八戸学院光星に競り勝ち、昨夏のリベンジ達成
2019/08/18