イタリア・トリノ最古のカフェ「Bicerin(ビチェリン)」が、関西初の直営店舗を7月15日に阪急うめだ本店4階にオープンした。
Bicerinのはじまりは1763年、もともとはイタリア・トリノのコンソラータ大聖堂の前に、質素なテーブルとベンチを並べた小さな店だった。
カフェとして様々な人が集い、当時貴重だった上質なチョコレートドリンクやお菓子、アルコールを友人とのおしゃべりと共に楽しんだ。かつてトリノに花開いたチョコレート文化を研究しながら歴史と伝統を大切にし、Bicerinの名は世界へ広まっていった。
Bicerinにしかない魅力。
それは、18世紀から続く人気チョコレートドリンクだろう。店の名前をとって「ビチェリン」と名付けられた。小さなグラスに注がれたエスプレッソの上にホットチョコレート、さらにふわりと泡立てられたミルクが表面を覆い、異なる3層のテイストをゆっくりと時間をかけて味わう1品だ。
ドイツの哲学者フリードリヒ・ニーチェも、このドリンクに魅了されたひとりである。250年以上の歴史のなかで、偉大な作曲家ジャコモ・プッチーニや、文豪アーネスト・ヘミングウェイなど、数々の著名人に愛されてきたBicerinは、今もなお人々を魅了し続けている。
イタリア本店の奥ゆかしい雰囲気と、関西の中心地・梅田らしさを掛け合わせた上質で個性的なカフェスペースでは、阪急うめだ本店限定の「濃厚レモネード・エディブルフラワー・ローズマリーを添えて」や、こちらも限定の「Bicerin特製ビーフシチューセット大阪産の綿実油の自家製ローズマリーオイルを添えて」など、贅沢で魅力的な食事を楽しむことができる。
Bicerin
https://bicerin.co.jp/
阪急うめだ本店
https://www.hankyu-dept.co.jp/
https://www.hankyu-dept.co.jp/honten/information/restaurant/00844193/?catCode=101010
※営業時間等の情報は、阪急うめだ本店のホームページよりご確認ください。