初当選の姫路市長、芦屋市長が、今後への意気込み語る | ラジトピ ラジオ関西トピックス

初当選の姫路市長、芦屋市長が、今後への意気込み語る

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【公式サイト】時間です!林編集長

 第19回統一地方選挙の後半戦は、4月21日に投票が行われ、兵庫県では姫路市と芦屋市で市長選挙を実施。いずれも新人同士の一騎打ちの選挙戦となったが、姫路市は清元秀泰(きよもと・ひでやす)氏(55)、芦屋市では伊藤舞(いとう・まい)氏(49)が、初当選を決めた。22日のラジオ関西『時間です!林編集長』(毎週月曜〜木曜 15:00−17:50)には、新市長の2人がそれぞれ電話出演。当選から一夜明けたなかでの実感や、今後への意気込みなどを語っていた。

「半年間の選挙戦で、しっかりと人を大切にしている姿勢を打ち出し、多くの市民の方々にご賛同いただき、当選させていただいたことを、率直にホッとしているし、重責を感じている」というのは、前副市長の飯島義雄(いいじま・よしお)氏に約2万5000票差をつけて、姫路市長選で勝利した、清元氏。本職が医師ということもあり、姫路や播磨地域の救急体制の不備の改善など、「人を大切にするシステム、安心のまちづくり」をコンセプトに掲げている。それと同時に、世界遺産の姫路城に代表されるように、姫路市は観光地としても注目を集めているだけに、「通過型観光が非常に多く、泊まっていただく観光が非常に少ない」という課題解消にも意欲的だ。「全国でも珍しい医者の市長が誕生したので、『医療のまち、健康のまち 姫路』を訴えていきたい」という清元氏が、4期16年続いた岩見利勝現市長の市政から、どのような変化を加えていくのか、注目される。

 一方、わずか593票差という大接戦となった芦屋市長選。自民党が推薦する幣原都(しではら・みやこ)氏との激戦を制した伊藤氏は、「本当に厳しい選挙で、私にとっては、どなたが欠けても、また、何が欠けても、当選することはできなかった」と有権者に感謝。ただ、「私の政策が理解をしていただけなかった、その数の多さというのは、これからしっかりと取り組んで、理解をしていただこうと思う」と気を引き締めていた。また、今後の政策については選挙戦でも訴えていた「誰もが参加できる社会づくり」を改めて強調。課題別のタウンミーティングの開催や、各地域の問題解決を図っていくサポーターの派遣などで、「みんなで問題解決していこうという体制作りを整えたい」と今後の市政への抱負を述べていた。

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