活がにブランド『香住ガニ』 香美町ベニズワイガニの味は“甘旨” | ラジトピ ラジオ関西トピックス

活がにブランド『香住ガニ』 香美町ベニズワイガニの味は“甘旨”

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 夏に獲れる活ガニはどんな味なのだろうか。関西で唯一、兵庫県香美町の香住漁港で水揚げされるベニズワイガニの漁が、9月1日に解禁された。

 ベニズワイガニは、関西ではここ香住でしか水揚げされないため、『香住ガニ』と名付けてブランド化している。6日のラジオ関西『時間です!古田編集長』(15:00-17:42)内の番組コーナー「わがまちひょうご」では、但馬漁業協同組合香住支所の澤田敏幸さんに話を聞いた。

香住ガニ(写真:ラジオ関西)
香住ガニ(写真:ラジオ関西)

 関西では、香美町の香住漁港に所属する9隻にだけ、ベニズワイガニ漁の免許が交付されている。しかも、生きたままのベニズワイガニ”活ベニ”は、日本でただ1か所、香住でしか水揚げされないそうだ。

「香住ガニ」ブランドを表す貴重なタグ(写真:ラジオ関西)
「香住ガニ」ブランドを表す貴重なタグ(写真:ラジオ関西)

 ベニズワイガニは水温の低い水深800~1500メートルに生息し、名前のとおり全体が朱色。引き締まった身と強い甘みが特長で、数千匹に1匹といわれる幻の『黄金ガニ』の味は、マツバガニの旨みと香住ガニの甘さを兼ね備え、絶品だという。

 9月4日に今シーズン初めての競りが行われ、最も高いものには過去最高となる10万円の値段がついた。

香住ガニ(写真:ラジオ関西)
香住ガニ(写真:ラジオ関西)

 ベニズワイガニ『香住ガニ』は、地元の食事処や香美町香住観光協会の宿で味わえる。

 また、9月21日(土)には「香住ガニまつり」が開催され、獲れたてを食べることができる。カニのさばき方教室や新鮮な海産物を格安で購入できる素人セリ市もあり、幅広い世代が楽しめる。(SJ)

香住ガニまつり

【香住ガニまつり】
日程:2019年9月21日(土)9:00~12:30
会場:香住漁港西港

=スケジュール=
・まつりオープニング(9:00~9:05)
・ちくわまき大会(9:05~9:20)
・香住ガニ早喰い大会(9:40~10:15)
・赤イカ解体ショー(10:30~11:00)
・香住ガニ汁格安販売(10:30~12:00)
・漁師さんの格安販売(10:30~12:00)
・海産物素人せり市(11:15~12:00)
・香美町じゃんけん大会(12:00~12:30)

=販売コーナー=
・海産物即売(8:30~12:30)
・農産物即売(8:30~12:30)
・うまいものコーナー(8:30~12:30)
・特産品販売(8:30~12:30)
・香美町内の特産品展示販売(8:30~12:30)
・町外出店販売(8:30~12:30)
・宅配便コーナー(8:30~12:30)

香美町香住観光協会
http://kasumi-kanko.com/

但馬漁業協同組合 香住港
https://ja-jp.facebook.com/kasumikou/

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