シャンゼリゼ通りを超える!「未来の大手前通り」の姿を先取り! 姫路市 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

シャンゼリゼ通りを超える!「未来の大手前通り」の姿を先取り 姫路市

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 シャンゼリゼ通りを超える―。そんな野望を掲げ、姫路駅前“大手前通り”の動きが活発だ。JR姫路駅の北口を出ると、世界文化遺産・国宝の姫路城が真正面に見えてくる。その、姫路駅から姫路城までを結ぶメインストリートが、大手前通りだ。しかし、沿道の多くをオフィスや銀行などが占め、”姫路城への通過点”となっていた。11月2日から30日までの1か月間、大手前通りを行き交う人々を楽しませるイベントが開催されている。

多くの人で盛り上がる大手前通り(提供:姫路市)
多くの人で盛り上がる大手前通り(提供:姫路市)

 イベントの名前は、「ミチミチ~食とクラフトに出会う秋の散歩道」。沿道のビルオーナーやテナント事業者などで構成される、「大手前みらい会議(OMK)」が主催。歩道を中心に、およそ400メートルにわたり、フードやお酒から手作り雑貨まで、様々なブースが並ぶ。茶室やベンチなど、休憩スペースも設けられている。休憩スペースは常設だが、ブースの出店は週末が中心だ。

櫓の上でくつろぎのひととき(写真:大手前みらい会議)
櫓の上でくつろぎのひととき(写真:大手前みらい会議)

 そうした中、ここでは、平日でも楽しめる”スペシャルティコーヒー”を紹介する。その名も「Rhode Island」。「ミチミチ―」が開催される1か月間限定のポップアップショップだ。

「Rhode Island」
「Rhode Island」

 ”スペシャルティコーヒー”とは、世界中で生産されたコーヒーのうち上位5~6パーセントの中からさらに選び抜かれた、まさに”スペシャルなコーヒー”のこと。栽培、収穫の方法から、焙煎、保存までがしっかりと管理されている。

 メニューの中から「エスプレッソ ダブル(500円)」をいただく。口に含んでまず感じるのが”強烈な酸味”。「これまでに飲んだコーヒーの中で一番酸っぱい」と話す客も少なくないという。ただ、酸味と苦みばかりだけではなく、ほのかな甘みを感じることもでき、気が付くとカップは空に。もちろん、このエスプレッソにお湯を加えたりミルクを足したりと、客の好みに応じてぴったりの一杯を淹れてくれる。”コーヒーの中のコーヒー”をこのお店では味わうことができるのだ。

「エスプレッソ ダブル」
「エスプレッソ ダブル」
この日のコーヒー豆はエチオピアの”アリチャ”
この日のコーヒー豆はエチオピアの”アリチャ”

「ミチミチ―」が一番の盛り上がりを見せるのが、23日(土)だ。ホットワインなど、この時期にぴったりの温かいカクテルを楽しめる「not blue」や、チキンフォーが人気の「BUENA VISTA」など、姫路を代表する飲食店が出店するほか、セレクトショップ「onespecial」やハンドメイドアクセサリーの「käsi」など、姫路の有名ファッション店がずらりと並ぶ。食事からショッピングまで、1日中楽しむことができる。

笑顔を見せるイベント出展者(写真:大手前みらい会議)
笑顔を見せるイベント出展者(写真:大手前みらい会議)
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春名優輝PUSH! | ラジオ関西 | 2019/11/15/金 16:30-17:42

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