伊丹で初めてのご当地食パン専門店が12月5日にオープンしました。伊丹市瑞穂町2丁目に開店したばかり「パティシエ・ル・パン」です。
「パティシエ・ル・パン」では、質の高い食パンを地元の人に届けようと、パンをつくる素材にいいものを使っています。『北米産の高級小麦』と『北海道産の生クリーム』です。また、パンはすべて店内の工房で一つひとつ作っています。
早速味わってみましょう。まず「山型食パン」。徹底した温度管理のもと、発酵種を仕込み、寒天を少し使って作っています。しっとりしているのに歯切れがよく、素朴な甘み、小麦粉本来の風味が楽しめます。
続いて「パティシエの生食パン」。カナダ産の小麦粉、低脂肪の生クリーム、ハチミツを使っています。一番おいしく感じる配合比率を探るのに時間をかけました。それぞれの素材の甘さとコク。耳までふんわりとした食感。
最後に「無花果とブドウの食パン」。地元伊丹市のお隣り・川西市で獲れるイチジクと、レーズンを2種類、パン生地へふんだんに織りこんでいます。プチプチジューシーな食感、甘酸っぱさのちょうどいいバランス。ブドウジュ―スを生地に練りこんでいて、パンそのものからいい香りが広がります。生ハムとマスカルポーネチーズと一緒に食べるとおいしいそうです!
ここ数年、高級食パンがブームです。日頃の生活で食べる食パンが、自分へのごほうびやお世話になっている人への手土産として利用されるようになっています。