関西出身の4人組ボーカルグループ「DREAM MAKER」が、2019年のクリスマスに初めてのフルアルバム「DREAM×DREAM」をリリースする。出演したラジオ番組で、下積み時代の苦悩から、ニューアルバムの制作秘話まで、存分に語った。ここではインタビュー前編をお届けする。
――初のフルアルバム「DREAM×DREAM」が今月25日にリリースされます。おめでとうございます!
DREAM MAKER(以下DM) ありがとうございます!
――「Take me」が特に好きで、何度も聴いてしまいました。ミュージックビデオも開放感があって素敵ですが、ちなみにロケ地は?
RYOTA(以下、RT) ロサンゼルスで撮ってまいりました!
――LAはどうでしたか。
RT 全部が広かったですね。
SHUNGO(以下、SH) 空も、太陽も……。
RT 太陽も広いの?!
一同 (笑)。
兵庫県の北から南を網羅?! 関西にゆかりのあるDREAM MAKERのメンバー
――ニューアルバムにも収録されていますが、「さらば友よ」は、今年3月の『マンスリーAミュージック』にも選ばれ、関西AMラジオ5局(ラジオ関西、ABCラジオ、KBS京都、MBSラジオ、ラジオ大阪)で1か月間、パワープッシュされました。
DM 本当にありがとうございます!
――関西に縁がある皆さんですが、兵庫出身のメンバーの方もいらっしゃるのだとか。
YASU(以下、YA) 僕と、SHUNGOが兵庫出身です。
SH YASUくんは尼崎、僕は豊岡市出身です。
――兵庫県の北から南まで!
SH 任せてください! 兵庫県は素晴らしいところですから。「ありがとう兵庫!」という感じです(笑)
――12月8日には神戸でライブもありましたが、神戸の印象はいかがですか?
RYO(以下、RY) “綺麗”というイメージが多いですかね。
RT どこか気品に溢れているというか。街中で人が歩いていても、「この人は神戸っぽいな」と、すぐにわかりますね。
RY 特に女性の方はすぐにわかります!
――それは神戸市民としてはすごく嬉しいですね。大阪には大阪の良さがありますが(RYOTAとRYOは大阪出身)、やはり神戸とは違いますか?
RT 神戸の方がより綺麗でより気品に満ち溢れているというような感じがします。ご飯とかも、ちょっと高くても、絶対に美味しいイメージ。
――でも、親しみやすいでしょう?
RT そうですね。ストリートライブでも結構、神戸に来ていたのですが、その時にみんなすごく立ち止まってくれたんですよね。
SH センター街の前でずっとライブをやっていたのですが、三宮で出会った方もすごく多かったです。
DM うんうん。
DREAM MAKER の結成時のエピソードと、グループ名に込められた想い
――結成はいつですか?
RT 結成したのは2016年の3月です。大阪の京橋にあるダンス&ボーカルスクールで各々がレッスンを受けていたんですが、ある日突然、部屋に呼ばれると、今いるメンバーがいて、「こういうグループをやるので一緒に行ってみないか」と誘われて。突然でしたね。
――清水翔太さんとかも輩出されているスクールなんですよね。
RT そうなんです、大先輩です!
――RYOさんは、「グループで活動する」と切り出された時に、 どのような心境でしたか?
RY 僕は最初、全然グループで活動することに興味がなかったのですが、YASUくんとは結構2人で路上ライブとかも勝手にしてた時期があったので、そういう面でいうとグループの方が、色々な可能性が広がるのかなと思いました。結構、即答で「やらせてください」 と返事をしました。
――「DREAM MAKER」というグループ名の意味はなんでしょうか?
SH 直訳すると、「夢を作る人」になると思います。本当に、自信もない、何もできなかった4人が、”夢を歌っていく”にあたって、苦しいこともいっぱいあると思いますけど、ちょっとずつでも夢をかなえていく姿を、聴いてくれる皆さんにお届けしていきたい。「もっと大きな夢を叶えていくんだぞ!」いう思いを、グループ名に込めました。