機材を担いで電車で移動、看板はダンボール。下積みのストリート時代
――当初はストリートでの活動ということですが、どのような経緯でストリートに立つことになったのでしょうか?
SH 曲は最初から自分たちで作っていたんですが、歌う場所がなくて。どうするかと考えて、機材を分割で買って、みんなで電車に何キロもある機材を担いで乗って(笑)。手作りの、ダンボールで作った看板も作りましたね。三宮や天王寺、梅田のような大きな都市で、「とりあえず俺らの歌を聞いてもらおう!」、「メッセージを伝えよう!」くらいの感じで歌い始めたら、どんどんファンの方も多くなってきて。
――当時の経験はどのように活きていますか。
RT 何て言うんですかね……、メンタル面がめちゃめちゃ強くなりましたね。街中にいる人は、基本的に目的を持って歩いている人たちなので、僕たちには見向きもしてくれないのが普通です。その人たちをまず、立ち止まらせるにはどうすればいいのか、を考えました。冬でも半袖で、目立つ服を着て、自分でペイントした服を着てみたり。MC をもっとこうしたら振り向いてくれるんじゃないのかな、ということも考えて。
RY ハートは本当に強くなりましたよね。土壇場でも何でもやってやるみたいな。
SH スベっても大丈夫みたいな(笑)。
――最初は違ったんですか?
RY 最初の、ストリートに立ちたての頃は、スベったらSHUNGOがすごく落ち込んでいて(笑)。
SH この世の終わりだと思ってました。顔は真っ青、耳真っ赤、みたいな(笑)。
一同 (爆笑)。
SH でも、性格も明るくなりましたね。
RT 今はもうライブでアクシデントがあったりしても、逆に「しゃっ! おいしい!」くらいに思っています(笑)。「これはええライブなるぞ!」みたいな。
――それはもうベテランですね(笑)。
RT そういう時は「どうする?」ではなくて、「だれがつっこむ?」を気にしますね(笑)。
SH 音が止まったら、その瞬間に全員で目を合わせて「俺がつっこむな!」みたいな(笑)。
――あうんの呼吸ですね。
RT いえいえ、まだまだです。それに、感謝の気持ちを持てるのも、あの頃の経験のおかげだなと思います。チケット代や、宿泊費を出してまで聴いてくれるリスナーへの感謝は忘れられません。ストリートの頃の気持ちが今も続いているのかなと。
(後編へ続く)
DREAM MAKER
「SHUNGO」、「YASU」、「RYOTA」、「RYO」からなる関西出身の4人組ボーカルグループ。大阪でストリートライブを中心に活動を広げ、今年2月にミニアルバム「WE ARE DREAM MAKER」メジャーデビュー。大阪でストリートライブを中心に活動を広げ、今年8月に行った大阪・なんば Hatch でのワンマンライブ「LIVE TOUR 2019 パッション!テンション!最高潮!~あなたの街で30連発夏祭り?!~ 夏の大ドリメ祭!!」はソールドアウト。4人それぞれが作詞作曲を手がけ、美しいハーモニーキャッチーなメロディに乗った共感を呼ぶリリックが話題。「パッション!テンション!最高潮!」のキャッチフレーズ通り、パワフルなパフォーマンスも注目されている。
●1stアルバム「DREAM × DREAM」
2019年12月25日発売!
●「LIVE TOUR 2020 DREAM×DREAM いけるとこまでいったるで!70連発大ドリメ祭!!」2020年2月から、全国20都市を巡る全国ツアーが決定。詳細は、https://www.drmweb.jp/news/asy2j/を参照
※京阪神での予定
2月29日(土)17:00~神戸 Harbor Studio
3月1日(日)17:00~京都 GROWLY
3月22日(日)17:00~ESAKA MUSE
DREAM MAKERオフィシャルサイト
https://www.drmweb.jp/
DREAM MAKERオフィシャル Instagram
https://www.instagram.com/dreammaker__official/
DREAM MAKERオフィシャル Facebook
https://www.facebook.com/5dreammaker/
DREAM MAKERオフィシャルYouTube
https://www.youtube.com/channel/UCl_t__P97Ty8SEhN4EvtsXg