全裸入浴中に大地震!どうする?阪神・淡路大震災25年 神戸の下町で“防災銭湯” | ラジトピ ラジオ関西トピックス

全裸入浴中に大地震!どうする?阪神・淡路大震災25年 神戸の下町で“防災銭湯”

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神戸市兵庫区のレトロ銭湯『笠松湯』
神戸市兵庫区のレトロ銭湯『笠松湯』

 あなたがもし、裸でお風呂に入っているときに大地震が起こったら、そのまま外に避難しますか? そのときにどうすればいいと思いますか? 入浴中に災害が発生した場合を想定して避難の仕方や消火を訓練する「防災銭湯」が、1月12日、神戸市兵庫区のレトロ銭湯『笠松湯』で行われます。

神戸市兵庫区のレトロ銭湯『笠松湯』
『笠松湯』の浴槽

 お風呂に入るときは、裸になっていて無防備の状態です。裸のまま外に出たら恥ずかしいし、靴を履いていない裸足の状態ですから、すぐには逃げられない……。大きな地震が起こってパニックにならないように、身を守る方法を知る取り組みです。

神戸市兵庫区のレトロ銭湯『笠松湯』
なつかしさを感じさせる『笠松湯』銭湯内部

 誰でも参加できて参加費は無料。当日は、銭湯で体を洗っている最中に地震が起きた、というシミュレーションをします。訓練ですから“全裸になっているつもり”になって、実際は服を着たまま行います。

 参加者が、洗い場の椅子の上に並んでいると災害発生を知らせるサイレン音が鳴り響きます。

なつかしさを感じさせる『笠松湯』銭湯内部
なつかしさを感じさせる『笠松湯』銭湯内部

 従業員が「地震です」と声をかけます。お風呂は停電で真っ暗になって、非常用の照明が出入り口付近に灯ります。

笠松湯
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