新春の神戸どうぶつ王国は、どうぶつだけではない。1月19日(日)まで「新春洋らん展」が開催されている。
「新春 洋らん展 ~華麗なカトレアと小さな原種たちの饗宴~」と題した今年のこのイベントは、華麗な花々を心ゆくまで楽しめる。展示・相談など、洋らんを楽しんだり学んだりすることのできる興味深いイベントだ。
神戸市内の洋蘭愛好家による趣味の倶楽部「神戸蘭友会」にも協力を得て、神戸蘭友会の会員が丹精込めて育てた洋蘭約 150 株を展示する。一般には見る機会のない珍しい蘭や、近年大人気のミニ系の蘭、そして、王道の大輪系のカトレアやファレノプシス(胡蝶蘭)・バンダ・デンドロビウム・パフィオぺディラム等々の種類の蘭が、新春の神戸どうぶつ王国を華やかに彩る。また、栽培方法や楽しみ方を紹介する講習会や、蘭友会が丹精込めて育てた蘭の相談会も行われる。
◎講習会
日程 2020年1月14日(火)、15日(水)、17日(金)、18日(土)
時間 14:00~(およそ1時間)
場所 新春洋らん展会場内
費用 無料 ※別途入園料必要
◎相談会
日程 2020年1月14日(火)、15日(水)、17日(金)、18日(土)
時間 15:00~ ※上記講習会のあとに予定
さらに3種類の鳥の一般公開が開始! ユニークな鳥たちが新たに仲間入りした。いずれも関西の動物園水族館では飼育していない3種類だ。どの種類も放し飼いで飼育されており、とても近くで観察できる。
① 変幻自在の百面相!?「オーストラリアガマグチヨタカ」
西日本で見られるのは神戸どうぶつ王国だけ!(※日本動物園水族館加盟園館)
オーストラリアガマグチヨタカは、脅威を感じると目をほぼ閉じ、くちばしを上方に向け、直立した姿勢で全く動かなくなり、木の枝に擬態する。羽毛が枝の色や模様に似ているのはそのためだ。他にも細くなったり太くなったり、大きくなったり小さくなったり、目をパッチリ開いたり細くなったり、変幻自在の姿に注目だ。エリア「熱帯の森」で放し飼いにされて低木でじっとしていることが多いとのこと。