【取材後記】
実直な性格が伝わってくるように、真摯に取材対応をしてくれた、山川選手。「多くの選手に熱が伝導するようなプレーをしていきたい」と意気込みを語るように、後方からのエネルギッシュなディフェンスは今後も楽しみなところ。また、「海外から様々な選手が入ってくるなか、日本人と海外の選手をつなぐ役割をしている大﨑玲央選手を尊敬している。僕も、もっと英語を勉強したりして、コミュニケーションの架け橋になっていければ、サッカー選手としても、一人の人間としても、大きくなっていけるので、そういったところも意識してやりたい」と、どん欲な姿勢も魅力的。トーマス・フェルマーレン選手、酒井高徳選手、西大伍選手、飯倉大樹選手など、守備陣には経験豊富な先輩が揃っているだけに、このチームで揉まれて、どこまで発展を遂げていくか、背番号23の成長過程は今後も目が離せそうにありません。
ヴィッセル神戸 ルーキーに聞く(1) DF山川哲史「勝利に貢献することで恩返ししていきたい」
2020/01/29