声優の中村繪里子と日笠陽子がパーソナリティーを務めて人気を博したラジオ番組『おどろき戦隊モモノキファイブ』(ラジオ関西)。多くのファンに惜しまれつつ番組が終了して2年あまり経ったなか、その一日限りの復活イベント「おどろき戦隊モモノキファイブ 令和大集会」が、2月1日に開催された。満場のファンが集まりにぎわうなか、イベントの後半では、モモノキファイブのイベントでは定番の茶番劇が披露された。
ラジオ関西の林真一郎アナウンサー扮する悪者のダークボンバーと戦うため、番組キャラクターであるモモノキグリーンも登場。ダークボンバーがお面を外したり、武器の“モモノキランス”が折れてしまったりと、ハプニング満載の茶番に会場は大盛り上がり。劇の途中で中村と日笠のチームワークを試すコーナーも展開され、二択から選んで二人の答えを合わせる『息をあわせろ 正解はひとつゲーム』では、途中でルールを無視しだす展開に。最後の「あなたにとってモモノキファイブは? 青春or黒歴史?」の答えでは、中村が「青春」、日笠が「黒歴史」と正反対に答えて、会場を爆笑の渦に。
そして、クライマックスは再び茶番劇に突入。チームワークの危機を、モモノキのテーマソングを会場のファンと共に熱唱することで乗り越え、最後は“ファイナルエモーション”でダークボンバーを倒すシーンで見事に終了。日笠は「最後まで盛大な茶番にお付き合いいただきありがとうございました」と言うと、中村も「そろそろ決着のお時間です!」と番組の名セリフを決めてエンディングとなった。
エンディングトークで日笠は「イベントではこんな感じでヒーローショーみたいなのやってたね」と振り返ると、中村も「最初のイベントで『モモノキ』を知らないちびっこが見てびっくりしていたの思い出すね。あの子どうなったかな」としみじみ。そして中村は「もしかしたら、何かのタイミングがあったらまたやりたいね。毎週はちょっとエネルギー充填できないじゃん。パワーためた方がいいよね」というと、日笠も「毎週はちょっと無理だわ。(番組が)終わってから2年たってこうやってイベントができて、復活が早いって思った人もいたり。皆さんの声があれば、また何かできるかもしれないね」と前向きに語った。二人の「思い出が増えました! ありがとう!」の声に会場のファンは割れんばかりの拍手で応え、大満足のイベントとなった。【前編を見る】