神戸市と尼崎市の銭湯10軒で、鹿児島県阿久根市の特産品・ボンタンを浮かべる『ボンタン湯』が、2020年2月6日(木)に開かれます。
銭湯もボンタン農家もともに軒数が減リ続けていて同じ境遇にあることから取組みを始めたもので、古くから親しまれているお菓子「ボンタンアメ」のセイカ食品が協力し、パッケージのデザインをポスターにしています。
ボンタンは、直径およそ20センチの大きな柑橘で、さわやかな香りが特徴です。お湯に浮かべるとオイル成分で肌の保湿や保温の効果を期待できるということで、今年は全国の銭湯およそ570軒が『ボンタン湯』を行います。
兵庫県では、フロの語呂合わせとして、2月6日に神戸市灘区の銭湯5軒、東灘区の3軒、兵庫区の1軒で『ボンタン湯』が行われ、8日と9日には尼崎市の1軒で開催されます。
阿久根市のボンタンプロジェクト・メンバーの山田利宏さんは、「ボンタンは果実の皮が厚く、湯船に浮かべても崩れないため銭湯の配管を傷めないのが利点。やさしく扱って、あったまってほしい」と話しています。(SJ)
☆兵庫県内『ボンタン湯』情報
「あくねとボンタン」全国あくねボンタン湯2020 開催情報
https://akunetobontan.com/2019/11/28/zennkokubontanyu/