いかなごのくぎ煮がポテチになった!17日から販売開始「30回以上試作を重ねた」逸品

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 カルビー株式会社(東京都千代田区)が、兵庫県の郷土料理をポテトチップスで再現した。その名も、『ポテトチップス いかなごのくぎ煮味』。どんな味なのだろうか。早速試食してみた。

くぎ煮ポテチ
『ポテトチップス いかなごのくぎ煮味』(カルビー)

 パッケージには明石海峡の風景の上に、白ご飯に乗ったいかなごのくぎ煮が”ドン!”と大きくデザインされている。封を開けると、香ばしい醤油の香りが鼻をくすぐる。チップの色は、「うすしお味」より若干濃い程度だ。

『ポテトチップス いかなごのくぎ煮味』(カルビー)
『ポテトチップス いかなごのくぎ煮味』(カルビー)

 口に入れると、香りとは裏腹に甘みがふわっと広がり、あとから追いかけてくるようにショウガをピリリと感じる。いかなごの甘みもあり、甘辛いくぎ煮の味が上手く表現されていて、ジャガイモの風味ともマッチしている。

「いかなごのくぎ煮」そのものをパウダー状にしたものとショウガパウダーで表現されているそうで、カルビーの担当者は「醤油の香ばしさ、砂糖の甘み、いかなごの味……これらのバランスが難しく、30回以上試作を重ねました。一袋を食べきれるように、細かく味も調整しています」と話す。通常、試作は10回程度だそうで、兵庫の地元の人に納得してもらえるような商品を作るのは相当難易度が高かったようだ。

 この企画は、47都道府県の「地元ならではの味」を開発する「♥JPN(ラブジャパン)」プロジェクトによるもので、今年で3年目。過去には「ぼっかけ味」、「加古川かつめし味」販売されたのを覚えている人も多いのではないだろうか。「いかなごのくぎ煮味」は初年度から構想があったものの、原料の調達が難しいことなどもあり、3年目にしてようやく実現。兵庫県民にとって念願の商品化となった。商品は、近畿2府4県(兵庫・滋賀・京都・大阪・奈良・和歌山)のスーパーやコンビニエンスストアのほか、全国13か所のカルビーアンテナショップで購入できる。

 パッケージの裏面では、2021年に明石市で開催される「第41回全国豊かな海づくり大会」が紹介されている。春の風物詩として有名な「いかなごのくぎ煮」だが、近年は漁獲量が激減。海の栄養が少なくなったことが原因の一つだと考えられていて、いつまでもあなたが新鮮でおいしい魚が食べられるように、日々の行動を見直すきっかけになるかもしれない。

 ちなみに、ほかには「明石焼き」や「そばめし」といったアイデアも……来年以降に期待?!

【いかなごのくぎ煮とは】
 生の新子(いかなごの稚魚)を醤油・砂糖(ざらめ)・生姜で煮詰めたもので、兵庫県淡路島や播磨地区から阪神地区にかけての瀬戸内海東部沿岸部の郷土料理。

【商品概要】
商品名:ポテトチップス いかなごのくぎ煮味
発売日:2020年2月17日(月)
内容量:55g
エネルギー:304kcal
価格:オープン(想定価格 税込み130円前後)
販売エリア:
兵庫・滋賀・京都・大阪・奈良・和歌山(6府県)
アンテナショップ(新千歳空港店・西武所沢店・ペリエ千葉店・原宿竹下通り店・東京駅店・海老名SA店・ジェイアール京都伊勢丹店・ららぽーとEXPOCITY店・心斎橋店・神戸ハーバーランドumie店・広島駅店・HAKATA店・沖縄国際通り店)