【※新型コロナウイルス感染拡大の影響により予定していた公演の中止、延期を発表】
(取材・文=黒川良彦)
「レビュー春のおどり」
http://www.osk-revue.com/2020/03/12/harunoodori2020.html
【OSK日本歌劇団とは】
大阪松竹座の開場に合わせ、新たなジャンルの興行を模索していた松竹創業者・白井松次郎により1922年(大正12年)4月に「松竹楽劇部」として大阪に誕生。その後宝塚歌劇団・姉妹劇団の松竹歌劇団(SKD/1928~1996)と共に日本三大少女歌劇団として日本のレビュー文化を牽引。笠置シヅ子、京マチ子、秋月恵美子などのスターを輩出した。なかでもスピード感溢れるラインダンスは“ロケット”とも称され「ダンスのOSK」の象徴として今に受け継がれている。2022年に劇団創立100年を迎える。
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【心をひとつにする、テーマソング「桜咲く国」】
テーマソングである「桜咲く国」は昭和5年の大阪松竹座の「春のおどり さくら」で初披露された。その後OSKだけでなく姉妹歌劇団SKDでも歌われ、長年に渡り愛され続けている。フィナーレでは「桜パラソル」と呼ばれる傘を使ったフォーメーションで舞台と客席がひとつになる。胸躍り、心ときめくOSK。満開の桜のレビュー、劇場に咲き誇る。