新型コロナウイルスに感染した警察官が所属する神戸西警察署で、ほかの50代署員にも陽性反応があったことが兵庫県警への取材でわかった。神戸西警察署では一般来庁者の立ち入りを制限するなどして対応する。この警察官の妻も明石市の運転免許試験場に勤務する警察官で濃厚接触者と判断された。PCR検査の結果、陽性と判明。兵庫県警は運転免許試験場を8日から閉鎖している。
兵庫県警はこの警察官と濃厚接触した可能性が高い署員約100人を9日までに一時帰宅、あるいは休ませるなどして対応し感染の有無を調べていた。
神戸西警察署では現在も業務を続けているが一般来庁者の立ち入りは規制し、本部所属の警察官らが業務を支援している。男性警察官は4月5日に体調不良を訴え、6日にPCR検査を受けて陽性反応が出た。