兵庫県、新型コロナ対策で補正予算案 阪神・淡路大震災以来最大規模 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

兵庫県、新型コロナ対策で補正予算案 阪神・淡路大震災以来最大規模

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 新型コロナウイルスの感染拡大を受け兵庫県は20日、約3,900億円の今年度の補正予算案を発表した。阪神・淡路大震災以降では最大規模。ほとんどが国庫支出金や国からの交付金などからあてられる。

会見で補正予算案について説明する井戸敏三知事(20日午後=兵庫県庁)
会見で補正予算案について説明する井戸敏三知事(20日午後=兵庫県庁)

■補正予算案の骨子は3つ

①感染拡大防止対策の強化と医療・検査体制の充実

②地域産業・県民生活への支援

③収束後における地域の元気づくり

■休業要請に対する支援

 休業要請に応じる事業者のうち、2020年4月の売り上げが前の年の同じ月に比べて半分以下になった場合▼中小法人に100万円▼個人事業主に50万円(飲食店及び旅館・ホテルについては中小法人30万円、個人事業主15万円)を給付する。県と市町村の負担割合は2対1とする。

■内定取り消しの学生ら緊急雇用

 就職内定の取り消しにあった学生や2020年2月以降に会社の都合で雇用を打ち切られた人を、令和2年度の任用職員として100人採用する。任用期間は2021年3月末まで。

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