神戸・癒しのカフェを求めて 番外編 ジャム専門店「神戸モン・シェリ」~特別な時間をあなたに~ | ラジトピ ラジオ関西トピックス

神戸・癒しのカフェを求めて 番外編 ジャム専門店「神戸モン・シェリ」~特別な時間をあなたに~

LINEで送る

この記事の写真を見る(6枚)

 神戸御影、急な坂を上っていくと、その店は見えてくる。高級ジャムの専門店「神戸モン・シェリ」だ。ジャムを作っているのは、物腰柔らかで笑顔が素敵な田野量子さん。ひとくち食べれば、たちまちとりこになってしまう。彼女の作るジャムには、特別な想いが込められていた――。

田野量子さん
田野量子さん

 田野さんいわく、ジャムづくりで一番楽しいのは生産者さん、そしてお客さんとのつながりだという。

「素敵な農家さんが日本にはたくさんいらっしゃいます。ものすごく丁寧に時間と手間のかかった果物が届くので、こちらも丁寧な仕事をする義務がある。皆さんの気持ちをいただいて、さらに私が一生懸命においしくして、そしてお客様においしい状態で買っていただけたら」と、目じりを下げて語る。

 落ち着いた雰囲気の店内では、有料でジャムを試食することができる。クリームチーズやヨーグルト、バニラアイスなど、組み合わせによって、ジャムの味わいは面白いほど変わる。

あまおうとさちのかの2種類を使った「ストロベリーのコンフィチュール」、ざくろのシロップでフルーツを煮詰めた「ボーテ」、人気No1の「マンゴー&マンゴー」、安曇野から仕入れた「ブルーベリー・ラフランス(山形・長野産)のコンフィチュール」、ピスタチオとリンゴやレーズン、様々なフルーツを組み合わせたコンフィチュール「Allez-y(アレジー)」など
あまおうとさちのかの2種類を使った「ストロベリーのコンフィチュール」、ざくろのシロップでフルーツを煮詰めた「ボーテ」、人気No1の「マンゴー&マンゴー」、安曇野から仕入れた「ブルーベリー・ラフランス(山形・長野産)のコンフィチュール」、ピスタチオとリンゴやレーズン、様々なフルーツを組み合わせたコンフィチュール「Allez-y(アレジー)」など
「神戸モン・シェリ」の店内
「神戸モン・シェリ」の店内

 優しい甘さの理由は、素材の素晴らしさだけでなく、砂糖にも。モン・シェリのジャムに使われるのはすべて北海道産のビート糖で、やわらかく後味の良い甘さが特徴だ。

 ジャムの話を始めると止まらない田野さん。これまでに作ったジャムの種類は、なんと190種にも及ぶという。「たとえば梅はね……」と、モン・シェリの夏の定番について教えてくれた。

 それは、日本最高峰ブランドである「南高梅」を使ったコンフィチュールだ。大粒の実でありながら果肉が柔らかく桃のような甘い香りを放つのが特徴。細かな作業を繰り返して完成する。自然の風味と他にはない大人の味は、まさに絶品。


神戸モン・シェリ
住所 神戸市東灘区鴨子ケ原3丁目26-21
営業時間 12:00~16:00 金曜のみ
※店舗への問い合わせ時間帯は、月曜、火曜、木曜、金曜の9:00~12:00(水曜、土曜、日曜、祝祭日は休み)

アクセス 神戸市バス「鴨子ヶ原2丁目」から徒歩約2分、阪急御影駅から徒歩約20分。駐車場有り(3台)

公式サイト・オンラインショップ http://kobemoncheri.com/



※兵庫県の休業要請に伴い、4月13日より当面の間、御影本店は臨時休業中。ただし、オンラインショップは営業中。店舗の営業再開時期については公式サイトを要確認。

※情報は2020年4月22日現在のものです。最新の情報は、直接お店にご確認ください。

「神戸 癒しのカフェを求めて」アーカイブはこちら

LINEで送る

関連記事