プロバスケットボールBリーグ2部(B2)西宮ストークスの選手らは、3月27日にリーグの打ち切りが発表されてから、今もなお自宅待機を続けている。バスケットボールはもちろん、トレーニングすら十分にできないという、アスリートにとっては苦しい状況下でも、会員制交流サイト(SNS)を積極的に活用し、新型コロナウイルスの感染予防などを呼び掛け、時には明るい話題を提供する。そうした活動に積極的な谷口淳選手が、ラジオ関西の電話取材に応じた。
――リーグの打ち切りからおよそ1か月が経ちました。今どんなことを考えながら日々を過ごしているのか、率直な気持ちを聞かせて下さい。
谷口 ああいう形で終わってしまい残念な気持ちはありますが、終わったことは仕方がないので、バスケットに関しては考えないようにしています。今はコロナが広がらないことを願っているだけなので、普段の生活に集中するというか。バスケットからちょっと距離を置いて生活している感じですね。
――確か、ひとり暮らしでしたよね、寂しくないですか?(笑)
谷口 いや、めちゃくちゃ寂しいです、犬が欲しくなって仕方がないです(笑)。
――アスリートがどう自宅で暮らしているのか気になります。どんな一日の流れですか?
谷口 「生活リズムは崩したくないな」と思っていて、なるべく早く寝て、朝はきちんと起きて、ご飯を食べて、ということを心がけています。トレーニングや試合がないので、疲れはないですね。多少筋肉が落ちているかな、というくらいで、体調の変化も特にありません。
――シーズン中よりも、選手同士で連絡を取り合うことは増えましたか?
谷口 シーズン中は直接会って話すので、連絡を取ることはほぼほぼなく、連絡を取るときも「飯いこか」くらいのやりとりです。この時期、特に増えてはいないです。