今だから!防災グッズの再点検 コロナにも備える

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 新型コロナ感染拡大を防ぐため、外出せず、家で過ごす人が多い。この大型連休も、例年と違い「静かな」連休となった。内閣官房のホームページによると、連休最終日の5月6日、JRの主要な駅の改札を通過した人は、昨年比で、三ノ宮駅でマイナス80パーセント。大阪駅マイナス86パーセント、京都駅でマイナス87パーセントだった。

 家で何をしていたのか。DVDや映画鑑賞、ゲーム、読書、料理、大掃除、家の片付けをした人も多いという。では、防災グッズの点検をした人は?

 いざという時のための防災・減災グッズ。食料の賞味期限や電池などのチェックのため、定期的にチェックすることが必要。加えて新型コロナウイルス感染症の影響で、これまで準備していたものを見直す必要も出てきた。今改めて点検し、さらに必要なものを準備しよう。

 兵庫県の「人と防災未来センター」によるチェックリストによると、非常持ち出し品として、飲料水や携帯食・非常食、手袋、懐中電灯、携帯ラジオ(予備の電池も)、持病の薬、ティッシュペーパー、トイレットペーパー、ウェットティッシュ、ポリ袋……などを挙げている。そして、この中にはマスクも。

「人と防災未来センター」によるチェックリスト
人と防災未来センター「減災グッズチェックリスト」

 また、人と防災未来センターによると、避難所で身を守るために自らが使うものとして、マスク、ペーパータオル、自分用のごみ袋(ビニール袋小~中)、手指消毒剤、液体石鹸といった衛生用品。消毒剤、せっけんは避難所で用意されていることも想定されるが、あったほうが安心。そして体温計。いずれも自宅にあるものを携行すればよいとのこと。

非常持ち出し品のリストには、マスクや手指消毒剤も
非常持ち出し品のリストには、マスクなども

 災害によって水道が使えなくなった場合、手洗いは消毒液とペーパータオルで代用できる。布のタオルは、共用(複数の人と一緒に使うこと)は避ける。また使い捨ての手袋などもあった方がよい(※おにぎりなど食料を直接さわらない、など)

 新型コロナウイルス感染症が広がるなか、もし、災害が起こったら……。

 国は避難所を開設する場合、感染症対策を万全にすることが重要として、4月、各都道府県等宛てに要請を出した。可能な限り多くの避難所を開設するとして、あらかじめ指定した避難所以外にも避難所を設けることを検討する。また、ホテルや旅館の活用も検討するとともに、親戚や友人の家への避難も検討してもらう。

 避難所では十分な換気を行い、十分なスペース設ける。避難者に対して、手洗い、咳エチケットの徹底を呼びかける、などとしている。

 避難所にウイルスが運ばれてきたら、命を守る安全な場所ではなくなってしまう。そうならないよう、自治体なども万全の対策をとる方針だが、避難者自身の心がけも必要だ。

 災害はいつ起こるかわからない。雨の季節ももうすぐやってくる。もしものときのために、今、防災・減災グッズの点検、そして新たなものの追加を。

 人と防災未来センターのチェックリストは、ホームページよりダウンロード可能。

※ラジオ関西『PUSH!』2020年5月12日放送回より


人と防災未来センター ホームページ
http://www.dri.ne.jp/

減災グッズチェックリスト
http://www.dri.ne.jp/utility/utility_checklist

PUSH! | ラジオ関西 | 2020/05/12/火 16:30-17:35

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