――今は風景写真とポートレートどちらが楽しいですか?
ポートレートを撮るときが一番楽しいです。風景写真だと「何時間もかけて撮影場所に行ったけれど天候が悪くてお気に入りの写真が1枚も取れなかった」というようなことがよくあるんですよ。自分自身もそのような経験をたくさんしてきました。でも、ポートレートは曇りの日でも雨の日でも工夫すればかっこいい写真が撮れるんですよね。たとえば、滴(しずく)を生かした演出をしてみたり。
――他に悪天候の工夫は何かありますか。
風が強い日だと、雲の陰影がはっきりと見えることがあります。こういう環境を味方につけて撮影しています。天候が悪い日でも工夫次第で十分楽しめます。
――人を撮るときに気をつけているところや、こだわりはありますか。
いくつかありますが、一番は光の向きです。たとえば、どれだけきれいな風景と一緒に人物をとっても、人物に光が当たっていなかったら僕は嫌なんですよね。じゃあ太陽の光を真正面から受けている写真が良いか?と言われるとそれはそれで違うんですよ。そうすると記念写真みたいになってしまいますから。僕の求めているポートレートとは少し違うんですね。だからあえて逆光で撮影したりしています。
――逆光だった人物の顔が暗くなったりしませんか?!
はい。そうならないように、ストロボ(フラッシュ)をモデルに当てて撮ります。こうすると上手くいくことが多いです。
――スマートフォンで写真を撮る場合は自然の光が1番「盛れる」みたいによく聞きますけれども……。
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こんな写真撮ってます
— あきら (@Akira_K_Photo) April 28, 2020
兵庫県に住んでいるので、よろしくお願いします? pic.twitter.com/5yXiewwHvB