予定をしっかり立てる。出発前、地図でルートを確認。山では地図で居場所を確認しながら歩く。歩く時はスペースをあけて。ハイキングではそれぞれのペースがあるので、お互いストレスのないように。
普段より混んでるつもりで。例えばお弁当を食べる場所は重なることが多いので、間隔を開けるとか、別のスポットに行くとか、いくつかのパターンを想定しておくとよい。
道具・服装はしっかりと。すべりにくい靴、汗をかいたときに乾きやすいシャツ、登山用のリュックは最低限必要。そして両手はあけておく。これからは熱中症対策も欠かせない。水は最低1リットル(これでも足りないかも……)。帽子・タオルも。
登山届とまではいかないまでも、家族には「六甲山に行く」ではなく、「どのルートを通ってどこへ行く」と具体的に告げておく。六甲山は塩屋から宝塚まで広範囲なので、万が一の場合、探しやすい。
ごみを捨てない、持ち帰るなどの山のマナー、ルールを守った上で衛生面にも注意する。
街なかで行っているコロナ対策を、山でも行う。体調に不安があれば山には行かない。また、最近、六甲山で落ちているマスクをよく見かけるという。「捨てないで、持ち帰ってください」と浅野さんは呼びかける。
今年、神戸市は須磨や舞子の海水浴場を開かないと発表。また、夏山の人気スポット富士山も今年は閉鎖が決まっている。
だから身近な山へ、という思いも出てくるかもしれない。でも、登るなら、必要最低限の装備はしっかりと。楽しい登山にするために。そして登る前よりきれいな山にするという気持ちを持って足を運びたい。