4日、神戸市西区の神戸市立西神戸医療センターに「フェイスシールド」3,600セットと「マスク」1万枚が贈られた。
医療従事者を支援しようと、このたび寄贈したのは、神戸市西区を活動拠点とする神戸西神ロータリークラブ。2019~2020年度会長の藤丸信吾さん、幹事の田中康之さん、社会奉仕委員長の石津英一郎さん、副S.A.Aの山下展成さんの4人が代表して同センターを訪れ、今もなお医療機関に不足しがちの「フェイスシールド」と「マスク」を届けた。
これは、全国のロータリークラブ、および、国際ロータリー2680地区(兵庫県全域・ガバナー:浅木幸雄氏)が統一テーマで取り組む「ロータリー・フェイスシールド寄贈プロジェクト」の一環。神戸西神ロータリークラブは、今回のコロナ禍でも、いち早く愛知県の仲間のロータリークラブの会社からフェイスシールド3,600枚を確保。同センター以外にも、地域医療機関への寄贈を予定している。
さらに、今回寄贈されたマスクは姉妹提携クラブである台湾の「板橋北区ロータリークラブ(板橋北區扶輪社)」から譲り受けたもの。地域医療に役立ててもらえるよう併せて搬入した。
贈呈に立ち会った西神戸医療センターの永澤浩志副院長は「(同センター内の)院内感染の防止は喫緊の課題であり、患者さん、職員の安全を守るために、ありがたく使わせていただきたい」と謝辞を述べた。また同席した西区の志水達也区長は「病院の職員にも本当に頑張っていただいているなか、このような取り組みに心から感謝したい」と述べた。