インターネットでアメリカから乾燥大麻を密輸した男が、兵庫県警と神戸税関の合同捜査で10日までに大麻取締法違反などの疑いで逮捕、送検された。
逮捕、送検された芦屋市の会社員の男(33)は4月、アメリカ・オレゴン州のドラッグ店のインターネットサイトにアクセスし、乾燥大麻66.86グラム(末端価格40万円相当)を199.95ドル(2万1520円)で購入し、国際郵便で密輸した疑い。「自分で(大麻を)吸うつもりだった。インターネットで購入した方が安く手に入る」などと容疑を認めているという。
アメリカ・オレゴン州から発送された国際郵便は4月21日、成田空港経由で関西国際空港に到着したところを係員が発見した。X線検査ではなく目視で判明したという。
神戸税関は10日、男を関税法違反容疑で神戸地検に告発した。