神戸西警察署の直轄警ら隊に所属する20代の男性巡査が、新たに新型コロナウイルスに感染したことが兵庫県警への取材でわかった。4月以降、兵庫県警での感染者数は神戸西警察署の複数の幹部や運転免許試験場(明石市)職員、本部の刑事企画課員など合わせて15人にのぼる。神戸西警察署だけで累計13人が感染した。
神戸西警察署では22日までに体調不良の職員はいないが、庁舎内の消毒を実施した。また同僚の隊員17人を自宅待機させ、パトカーに乗車する警察官4人を本部から派遣した。
兵庫県内で22日、新たな新型コロナウイルスの感染者が30人にのぼった。緊急事態宣言の解除後では1日あたり最多。県内で1日当たり30人以上の感染者が確認されたのは4月16日以来となった。