差し込み口の周りは定期的に清掃し、テレビ台の裏など手の届きにくい場所にはトラッキング防止カバーやトラッキング防止加工のついたプラグを使用しましょう。
――このほか、夏に気をつけることは何ですか。
蚊取り線香です。火種は小さくても中心温度は700~800℃です。蚊取り線香を室内で使っていて、うっかり布団や衣類に接触させてしまった場合、火事になることがあります。即座に出火しなくても、長い時間をかけて燻焼し続け可燃物に着火し、火災に発展することがあります。ティッシュや新聞紙など燃えやすいものの近くで使ってはいけません。また、手持ち花火で遊んだあとは、確実に消火してから捨てましょう。
お話:神戸市消防局 予防課調査係 馬田健太郎さん
※ラジオ関西『PUSH!』2020年8月4日放送回より