【インタビュー前編】「北村匠海の声は憂いと色気がある」三木孝浩監督 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

【インタビュー前編】「北村匠海の声は憂いと色気がある」三木孝浩監督

LINEで送る

この記事の写真を見る(3枚)

三木 原作コミックでは繊細な心の動きが描かれていました。なので、相手に言えないことや伝えられないこと、飲み込んでしまった言葉といった「心の裏側」を表現したいと思っていました。

――浜辺美波さんは、どんな魅力を持った女優さんですか?

三木 すごく自分を客観的に捉えている人だなぁと思いましたね。撮影現場でも、自分のお芝居を客観的に判断して、物語の中で自分がどう動くべきか的確に判断して演じている印象でした。

――北村匠海さんには、どんな魅力がありますか?

三木 以前「陽だまりの彼女」という映画でも一緒になったことがあるんですけど、僕、彼の声がすごい好きで。憂いを帯びたような、若いのに色気があるというか。特に今作はナレーションが多かったので、言葉の響きも良かったと思います。

――前回この番組にゲスト出演した福本莉子さんも「声」の演技について話していました。福本さんは、監督から見てどんな女優さんでしたか?

三木 映画内でのキャラクターの印象は「声」で左右されるので、原作キャラクターのイメージを声に乗せる、ということを現場でも役者さん達と一緒に考えていました。福本さん本人は、自分が演じるキャラクターと実際の自分にギャップがあると悩んでいましたが、むしろ「役作り」に対する悩みと、キャラクターが抱える悩みがリンクしている部分があって、演技に反映されていたと思います。

――では、赤楚衛二さんはどんな俳優さんでしたか?

三木 年齢のわりに天然でしたね(笑)他のキャストに比べると年上なんですけど、同じ目線というか、年齢差を感じさせない明るさで撮影に臨んでくれていました。

――若い役者さん4人には、どんなアドバイスをしましたか?


■映画「思い、思われ、ふり、ふられ」

キャスト:
浜辺美波 北村匠海 福本莉子 赤楚衛二
上村海成 三船海斗 古川雄輝 / 戸田菜穂

原作:咲坂伊緒「思い、思われ、ふり、ふられ」
(集英社マーガレットコミックス刊)

監督・脚本:三木孝浩

脚本:米内山陽子

音楽:伊藤ゴロー

劇中音楽:小瀬村晶

主題歌:「115万キロのフィルム」Official髭男dism
(LASTRUM Music Entertainment Inc.)

映画「思い、思われ、ふり、ふられ」公式ホームページ
https://furifura-movie.jp/

公式Twitter
@furifura_movie
https://twitter.com/furifura_movie

公式Instagram
furifura_movie
https://www.instagram.com/furifura_movie/

LINEで送る

PUSH! | ラジオ関西 | 2020/08/12/水 16:30-17:35

放送後1週間聴取可能、エリア内無料 radikoプレミアム会員はエリア外聴取可

関連記事