明智光秀ゆかりの地として注目される兵庫・丹波について、歴史をはじめ多面的に取り上げる『ラジオで辿る光秀ゆかりの兵庫丹波』(ラジオ関西)。丹波篠山シリーズの5回目、8月27日放送回では、古い町並みが残る丹波篠山市の福住地区についてのお話を、「福住地区まちづくり協議会」顧問の佐々木幹夫さんにうかがいます。番組パーソナリティーは、「兵庫・神戸のヒストリアン」として活躍する田辺眞人・園田学園女子大学名誉教授と、久保直子さんです。
◆福住・冬の風物詩はフライングランタン
【田辺】 福住まちづくり協議会とはどんな団体ですか?
【佐々木さん】 19集落の地域があります。各団体の役職者や自治会長を中心とした人員構成で70人の役員で成り立ち5つのグループで活動しています。
【田辺】 この福住というのは19集落あり、明治になって福住村になった。そして、江戸時代まであった19の村々の代表をされるような方が、まちづくりをいろいろと相談されている、ということですね。具体的な活動を教えてください。
【佐々木さん】 イベントや、最近では移住者交流に力を入れています。近隣府県(兵庫・大阪・京都)の3府県サミットなども手掛けています。
【田辺】 どんなイベントをされているんですか?
【佐々木さん】 冬の風物詩となっている花火と、フライングランタン(夢灯籠)を上げるイベントがあります。フライングランタンとは、中国から直輸入した熱気球みたいなもの。50基ほどですが、希望者に500円で配布して上げていただくというものです。
【田辺】 これは面白そうですね。
『ラジオで辿る光秀ゆかりの兵庫丹波』2020年8⽉27⽇放送回音声