兵庫県は、明石市から赤穂市にかけての播磨灘や淡路島沿岸に「想定し得る最大規模」の高潮が発生した場合、対象の8市町のうち明石市を除いた7市町で浸水が最大5メートル以上の甚大な被害になるとする想定区域図を公表した。
![播磨地域の高潮浸水想定マップ(画像・兵庫県提供)](https://jocr.jp/raditopi/wp-content/uploads/2020/09/%E6%92%AD%E7%A3%A8%E3%80%80%E9%AB%98%E6%BD%AE-1-1024x576.jpg)
予測は、1934年(昭和9年)に京阪神を中心に死者・行方不明者合わせて3036人にのぼった室戸台風に匹敵する「500~4000年に1度」クラスの台風が上陸し、5メートルを超える高潮が押し寄せ、河川も「100年に1度の大雨」で氾濫したとの想定。浸水エリアに住む居住人口は播磨沿岸の8市町で約47万人と試算した。
![姫路港(姫路市飾磨区細江)](https://jocr.jp/raditopi/wp-content/uploads/2020/09/%E9%A3%BE%E7%A3%A8%E6%B8%AF%E2%91%A0-1024x768.jpeg)
これらのシミュレーションによると、姫路市南部では約60平方キロメートルが浸水するおそれがあるという。
姫路市飾磨区の山陽電鉄「飾磨駅」周辺で3.1メートルの高さまで浸水するなど、21平方キロメートルの範囲で建物の2階部分まで水につかる(3メートル以上の浸水)が想定される。
高砂市沿岸部では約20平方キロメートルが浸水するとされ、高砂市荒井町の高砂市役所周辺で3.1メートル、高砂市民病院周辺で3メートルの高さまで浸水するなど、4.91平方キロメートルで3メートル以上の浸水を想定した。
![明石海峡](https://jocr.jp/raditopi/wp-content/uploads/2020/09/%E6%98%8E%E7%9F%B3%E6%B5%B7%E5%B3%A1%E3%80%80%E5%80%8B%E4%BA%BA%E6%92%AE%E5%BD%B1-1024x576.jpeg)
淡路島3市での最大の浸水の深さは3.2~4.9メートル。0.5メートル以上の浸水が3市の合計で22平方キロメートルに及ぶという。
![兵庫県庁](https://jocr.jp/raditopi/wp-content/uploads/2020/09/%E5%85%B5%E5%BA%AB%E7%9C%8C%E5%BA%81%E3%80%80%E5%A4%8FVer.-1024x576.jpg)