億劫とは「人生にメリハリをつける“ON”と“OFF”」ラピス和尚の辻説法

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 毎週日曜午前8時からのラジオ番組『ラピスモーニング』(ラジオ関西)で、神戸大倉山・楠寺瑠璃光苑の住職、「ラピス和尚」さんの楽しい仏教うんちくを届けています。日頃なにげなく使っている言葉が、思いもよらない“ふか~い”意味を持っているというわけで、そんな感動をラジトピで連載していきます。9月6日放送回の辻説法は、「億劫」(おっくう)です。

億劫

 億劫と聞くと、まず浮かぶのが「こう毎日暑いと出かけるのも億劫になるわ~!」というようなフレーズ。意味としては、「めんどくさーい」とか「だるいわー」として使っていますね。

 しかし「億劫」とは、「人生にメリハリをつける“ON”と“OFF”ではないでしょうか!」というのは、ラピス和尚。

 どういう意味なのかお聞きしてみました。

「劫」とは、長い時間を意味する言葉。「1劫」とは、100年に1度、天女が高い岩山に舞い降りて、はごろもで頂上をなでた摩擦で消滅するまでの時間をさすとのことで、この1億倍が「億劫」だそうです。

 スケールの大きなお話です。すごく長い時間です。いわば永遠をさします。

 そんな壮大な時間の流れの中、今を生きている我々の一生などあっという間です。ならばそんな一瞬を、一生懸命生きてみてはいかがでしょうか。

 のんびりすることは悪いことではありません。働くときには「懸命に!」、休むときには「の~んびり休む」。それが、ONとOFF。

 ONとOFF 、おんとおふ、おんっふう、おっくう……億劫! ばんざーい!

ラピス和尚

※みなさまの知りたい禅語もぜひお寄せください!
ラジオ関西『ラピスモーニング』(lps@jocr.jp)まで。

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