5連勝へのカギはチームの“矛と盾”古橋とフェルマーレンの活躍にあり!【ヴィッセルマッチプレビュー・J1第21節】 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

5連勝へのカギはチームの“矛と盾”古橋とフェルマーレンの活躍にあり!【ヴィッセルマッチプレビュー・J1第21節】

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 サッカー・J1のヴィッセル神戸応援番組『GOGO!ヴィッセル神戸』(ラジオ関西、パーソナリティー:宮川陽香)10月5日の放送では、10日の明治安田生命J1リーグ第21節でヴィッセルが対戦する相手、柏レイソルの番記者に、試合のポイントを聞いた。

10月4日に行われたJ1第20節横浜FM戦でのヴィッセル神戸のスターティングメンバー(©VISSEL KOBE)
10月4日に行われたJ1第20節横浜F・マリノス戦でのヴィッセル神戸のスターティングメンバー(©VISSEL KOBE)

 柏レイソル応援WEBマガジン『柏フットボールジャーナル』を担当するフリーライターの鈴木潤さんは、現在10勝3分7敗、勝ち点33で暫定7位につけている柏の強みの1つに、カウンターを挙げた。J1得点ランキングトップを独走するケニア代表FWオルンガ選手(19得点)をはじめ、兵庫県三田市出身のMF江坂任選手など、前線のタレントは充実しており、守勢に回っていても1発のカウンターで一気にビッグチャンスに持っていける力があると話す。しかしながら最近はカウンターでいいチャンスを作っても決めきれないことが多く、その間に同点となったり勝ち越しを許すケースもあり、もったいない試合も多いとも述べた。

 一方、カウンターというところでは、ヴィッセルも最近の試合で強みを発揮している。その象徴が、「ボールを持ててスピードもあり、なおかつ自分で行けるのが強み」と鈴木さんも評する、得点ランキング2位タイ(11ゴール)のFW古橋亨梧選手だ。柏が決め切れず負けた試合などでは、「終盤で間延びしてきてスペースができたとき、スピードのある選手にやられる傾向にある」(鈴木さん)ということもあって、最近4試合で5ゴールを量産する古橋選手の活躍に期待せずにはいられない。

 また、守備陣では「安定感があるし非常に駆け引きはうまい選手」(鈴木さん)として、DFトーマス・フェルマーレン選手にも注目。鈴木さんが柏のキープレーヤーに推したFWクリスティアーノ選手や、FWオルンガ選手と、クリムゾンレッドの4番とのバトルは必見といえよう。オルンガ選手は鈴木さんいわく、「バチバチ当たってくる選手より、駆け引きのうまい選手が苦手」とのこと。硬軟ともにプレーできる国際経験豊富なベルギー代表DFの神髄を、この試合で見たいものだ。

 シーズン中の監督交代という出来事があったなかでも、目下4連勝と波に乗るヴィッセル。前回の柏との対戦(J1第11節)では後半アディショナルタイムにかつてヴィッセルに所属していたMF三原雅俊選手に決勝点を決められ、ホームで「三原ロール」を見せられてしまった。しかし、当時に比べてチームの勢いが増している今回は、クリムゾンレッドの誇る『矛』古橋選手と『盾』フェルマーレン選手を中心に、かつてヴィッセルを率いた名将・ネルシーニョ監督のいるチームに敵地で勝利し、2008年シーズン以来となるJ1リーグ戦5連勝を勝ち取りたい。キックオフは10日午後3時、会場は三協フロンテア柏スタジアム。

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GOGO!ヴィッセル神戸 | ラジオ関西 | 2020/10/05/月 18:00-18:30

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