2020年のプロ野球ドラフト会議が26日に東京都内で開かれ、亜細亜大学の平内龍太(へいない・りゅうた)投手(神戸国際大附属高校出身)は1巡目指名(外れ1位)で巨人が交渉権を獲得した。
平内は最速156キロの直球を持つ本格派右腕。長身から投げ下ろす角度のある直球に多彩な変化球を織り交ぜて三振を奪う。神戸国際大附高時代は甲子園の出場はなく、大学進学後は終盤の短いイニングを任されてきた。
新型コロナウイルスの感染を防ぐため、各球団が個別の部屋で指名する異例の形式で行われたドラフト会議だったが、指名が重複した場合に球団の代表者がくじを引く手法は例年通り。会場には観客を入れなかった。