ラジオ番組『ラピスモーニング』(ラジオ関西)で、神戸大倉山・楠寺瑠璃光苑の住職、「ラピス和尚」さんの楽しい仏教うんちくを届けています。日頃なにげなく使っている言葉が、思いもよらない“ふか~い”意味を持っている。そんな感動をラジトピで連載していきます。今回の辻説法は「喜捨」です。
喜びを捨てると書いて「きしゃ」。ええっ?! せっかくの喜びを捨ててしまうのか? そこで和尚に伺いました。「喜捨」とは、「喜んで捨てる」という意味だそうです。
人に言われた心無い言葉や心に張りついて取れない「こだわり」。また、せっかく得たものを手放したくないという執着心は、ときに自分自身を苦しめることになります。
執着することをやめて、すべてから解放される。喜んで捨てることで自由を獲得するのです。
※ラジオ関西『ラピスモーニング』10月25日放送回より
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