ありの~ままの~♪ 「眼横鼻直」の意味を知る ラピス和尚の辻説法 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

ありの~ままの~♪ 「眼横鼻直」の意味を知る ラピス和尚の辻説法

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 毎週日曜午前8時からのラジオ番組『ラピスモーニング』(ラジオ関西)で、神戸大倉山・楠寺瑠璃光苑の住職、「ラピス和尚」さんの楽しい仏教うんちくを届けています。日頃なにげなく使っている言葉が、思いもよらない“ふか~い”意味を持っている。そんな感動をラジトピで連載していきます。11月15日放送回の辻説法は「眼横鼻直」です。

眼横鼻直

 なんだかおもしろそうな禅語です。眼は横に、鼻はまっすぐ。どういう意味なのでしょうか?

 眼横鼻直に関して一休さんのお話があるそうで、一本の曲がりくねった松の鉢植えを家の前に置き、「この松がまっすぐに見えた人にはご褒美をあげます」と札を立てました。松の前にはすぐに人だかりができて、なんとか松がまっすぐ見えないか、しゃがんだり目を細めたりしましたが、いっこうに松は曲がりくねったまま。

松の盆栽のイラスト

 そこに夕方、ひとりの旅人が通りかかり「本当によく曲がった松ですな」とひとこと。一休さんは家から飛び出て、その人にご褒美をあげたそうです。

 あたりまえのことをありのままに受け入れる。それが眼横鼻直。なるほど勉強になりました。


※みなさまの知りたい禅語もぜひお寄せください!
ラジオ関西『ラピスモーニング』(lps@jocr.jp)まで。

■ラジオ関西『ラピスモーニング』公式サイト
https://jocr.jp/lps/



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ラピスモーニング | ラジオ関西 | 2020/11/15/日 08:00-08:20

放送後1週間聴取可能、エリア内無料 radikoプレミアム会員はエリア外聴取可

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