シューズメーカーが非常用段ボールベッド開発 組み立ては約1分で コロナ対策にカーテンカバー付きも | ラジトピ ラジオ関西トピックス

シューズメーカーが非常用段ボールベッド開発 組み立ては約1分で コロナ対策にカーテンカバー付きも

LINEで送る

この記事の写真を見る(3枚)

 今秋に神戸国際展示場で行われた『国際フロンティア産業メッセ2020』。その西日本最大級の産業総合展示会と同時開催されたのが、「こうべしんきんビジネスメッセ2020」だ。今回、ブース出展社のなかから、株式会社KEiKAコーポレーション(本店:兵庫県神戸市須磨区)代表取締役の山本景化さんに同社の取り組みを聞いた。

株式会社KEiKAコーポレーション ブースの様子
株式会社KEiKAコーポレーション ブースの様子

 シューズメーカーでありながら、避難時に使える段ボールベッドを開発し、注目を集めるKEiKAコーポレーション。西日本豪雨のニュースで避難している住民が段ボールでベッドを組み立てるのを見た山本さんは「飛び出す絵本のようにしたら崩れにくく、簡単にできるんじゃないか?」と思いつき、1分程度で誰でも組み立てられることができる段ボールベッドの製造に着手した。

 今回は、従来の段ボールベッドに、プライバシーをより守るためのカーテンカバーを追加。もともとプライバシーパネルというものはあったものの、コロナ対策としてカーテンカバーを付けたそうだ。

 この段ボールベッドは、埼玉で口コミにより全体で1000個以上も売れているとのこと。ビジネスメッセ当日には東秩父村に250個ほど納品したという。「たまたまですけど、その“囲い付き”というのがコロナ対策にはちょうどいいんじゃないか」と山本さんは述べていた。

株式会社KEiKAコーポレーション代表取締役の山本景化さん(左)と、ラジオ関西の三上公也アナウンサー(※写真撮影時にマスクを外していただきました)
株式会社KEiKAコーポレーション代表取締役の山本景化さん(左)と、ラジオ関西の三上公也アナウンサー(※写真撮影時にマスクを外していただきました)

※ラジオ関西『こうべしんきん三上公也の企業訪問』2020年11月17日放送回より


『こうべしんきん三上公也の企業訪問』2020年11月17日放送回 音声

LINEで送る

関連記事